11.5.2024
【ロレックス】2022年、オイスターパーペチュアルに何が起こったのか? ~残念ながら一部が生産終了~※追記あり
Komehyo
ブログ担当者:須川
※2024/5/11追記あり
■【ロレックス】2022年、オイスターパーペチュアルに何が起こったのか? ~残念ながら一部が生産終了~
2022年、ロレックスの最も大きなトピックは、新作の126720VTNR、つまり、「左リューズのGMTマスターⅡ」が登場したことだと思います。
しかし実は、2022年の大きなトピックはそれだけではありません。
新作発表の裏で、
オイスターパーペチュアルのカラーダイヤルの一部が生産終了
というトピックがありました。
その生産終了の情報は、ロレックスの公式ホームページから削除されている点からも、信用できる情報だと思われます。下に、最新のオイスターパーペチュアルのモデルリスト(2022年オイスターパーペチュアルの種類)を用意しました。そこに、生産終了になった文字盤を横線で消し込みましたので、ご確認ください。
※(2024/5/11追記)文字盤種類と正規価格が変更になっていますのでリストを差し替えしました。
↑生産終了例:124300ターコイズブルー
この上のリストを見ていただくとわかりますが、オイスターパーペチュアルのラインナップは、全サイズを合計すると8モデルが生産終了になっています。そして、特に増えたモデルはありません。
そのため、2022年にオイスターパーペチュアルに起こったことは、単純に
文字盤の種類が減った
という状況です。
つまり、現在のオイスターパーペチュアルが登場したのが2020年ですので、わずか2年間で、一部の種類は生産終了することになったのです。
■生産終了になった種類は?
オイスターパーペチュアルの中で、生産終了になった種類を紹介します。
<全サイズで生産終了になったタイプ>
下の2つのダイヤルカラーは、全サイズで生産終了になっています。
①コーラルレッド
②イエロー
<一部のサイズで生産終了になったタイプ>
下の2つのダイヤルカラーは、一部のサイズで生産終了になっています。
③ターコイズブルー
41㎜のターコイズブルーが生産終了になりました。しかし、36㎜と31㎜はまだラインナップに掲載されています。
④キャンディピンク
31㎜のキャンディピンクが生産終了になりました。36㎜はまだラインナップに掲載されています。
■生産終了がもたらす状況とは?
生産終了になったオイスターパーペチュアルの共通点は、
新色の個性的なカラー
であることです。
例えば、下の画像はオイスターパーペチュアルの文字盤の種類です。この中で、今回の生産終了に掛かった種類は、前述の通り、「コーラルレッド(赤)」「イエロー(黄)」「ターコイズブルー(水色)」「キャンディピンク(濃桃色)」です。どれも2020年に登場したカラーリングで、とても個性的な色です。
逆に、生産終了に関わらなかった色は、
・ブライトブラック(黒色)
・ブライトブルー(青色)
・シルバー(銀色)
・グリーン(緑色)
・ピンク(桃色)
です。
どれも、文字盤色としては“一般的な色”です。
今回の生産終了について別の表現をすると、
「“冒険色”は生産終了、“無難色”は残る」
とも言えるでしょう。
もちろん、「36㎜のキャンディピンク」と「36㎜のターコイズブルー」、そして、「31㎜のターコイズブルー」は残りますので、完全に冒険色がなくなったわけではありません。しかし、この流れを汲み取ると、これらも生産終了に向かってもおかしくありません。
今回、ロレックスが“冒険色”を終了にしましたが、このような決定をしたロレックス側の思惑は不明です。ただし、現実としては、生産終了になった「コーラルレッド」と「イエロー」、そして、ラインナップが減らされた「ターコイズブルー」と「キャンディピンク」の人気は過熱するでしょう。
↑人気が過熱することになる!?
あとは、この後の状況次第です。ロレックスがこのような冒険色を、スポーツモデルやデイトジャストなどの他シリーズに展開していくなら、オイスターパーペチュアルの冒険色への人気の過熱は止まるでしょう。しかし、もしこのカラーダイヤルを今後作らないなら、オイスターパーペチュアルの冒険色は、“歴史的な希少モデル”になります。
今はまだわからないので、今後の展開を見守りましょう。
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