高級腕時計の時計通信

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11.9.2020

【ロレックスの新作】グリーンサブマリーナ126610LVを実際に見て思うこと ~旧モデル116610LVとの違い~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

■【ロレックスの新作】グリーンサブマリーナ126610LVを実際に見て思うこと ~旧モデル116610LVとの違い~

 

2020年9月1日、ロレックスは新作を発表しました。

 

その新作で、最も話題になったモデルは、「サブマリーナ」です。

 

何種類か登場した中でも、特に、

 

 

・124060(サブマリーナ ノンデイト)

 

・126610LN(サブマリーナ デイト)

 

・126610LV(グリーンサブマリーナ)

 

 

の3モデルは大きな話題になっています。

 

今回は、幸運にも、その新作のグリーンサブマリーナを実際に見る機会がありましたので、私の感想を書かせていただきます。

↑右が新作グリーンサブマリーナ

 

併せて、実際に見て分かった、旧モデルとの違いも紹介をいたします。

 

 

 

 

 

 

■新型グリーンサブマリーナは何が変わったのか?

 

私の感想の前に、まずは、新型グリーンサブマリーナが「どう変わったか」を紹介します。

 

まず、新しいグリーンサブマリーナの型式番号は「126610LV」です。系譜を作ると、次のようになります。

 

 

①16610LV(2003年)

 ↓

②116610LV(2010年)

 ↓

③126610LV(2020年)

 

 

皆さんが最も気になる点は、「先代モデルの116610LVと何が違うのか」だと思います。大きな変更点は、次の3点です。

 

 

 

1.「色」が変わった

文字盤の色が、緑色から黒色に変わりました。最初のグリーンサブマリーナ16610LVが黒文字盤だったので、系譜を辿ると、「黒→緑→黒」という流れになります。

 

 

 

2.「ムーブメント」が変わった

ムーブメントが、従来のCal.3135からCal.3235になりました。細かな技術的な変更はありますが、ユーザー目線で考えた場合の大きな要素は、「パワーリザーブが伸びた」ことでしょう。具体的に言うと、約48時間(2日間)だったものが、約70時間(3日間)になりました。

 

 

 

3.「サイズ」が変わった

ケースサイズが、公式サイズで「1mm」大きくなりました。これまでは、ケース径が40mmでしたが、41mmになったのです。サブマリーナがサイズを変更することは約60年ぶりのことで、センセーショナルな出来事です。

 

 

 

ここで挙げた3つの点が、新作グリーンサブマリーナの主な変更点です。

 

 

 

 

 

 

■新作のグリーンサブマリーナを実際に見て思うこと

 

ここからは、「新作のグリーンサブマリーナを実際に見て思うこと」を書かせていただきます。

 

 

 

①思ったよりも大きく感じなかった

 

今回、ケース径が1mm大きくなったとアナウンスされています。そのため、「欧米人よりも体格が小ぶりな日本人に合うだろうか?」と心配していました。しかし、実際に見てみると、私は、思ったよりも大きく感じませんでした

 

その要因も分かっています。サブマリーナの場合、時計の大きさを最も感じる部分は「ベゼル」だと思います。実際に、ベゼル直径を計ってみると、先代モデル116610LVは「40.2mm」でしたが、新作の126610LVは「40.5mm」でした。つまり、「0.3mmの差」であり、実際は「1mm」も大きく感じることはないのです。

私は、「今までちょうど良い大きさだったサブマリーナがなくなってしまう!」と心配でしたが、新作グリーンサブマリーナがあまり大きすぎることもなく、安心しました。

 

 

 

②ベゼル色の変更は少しだけ

 

今回の新作発表は、ロレックスの公式ホームページ上でした。そのホームページでグリーンサブマリーナを見ると、「かなりベゼルの緑色が濃くなった」と見えていました。

 

しかし、実際に現物を見てみると、「ベゼル色の変化は少しだけ」という印象です。

多少は緑が濃くなったようにも感じますが、ホームページで見ていたほど濃いものではありませんでした。

 

 

 

③やはりモデルチェンジのときに実用性を上げてくる

 

ロレックスからは、「いつも“実用性の高い高級時計”を目指している」印象を受けます。今回の新作をチェックすると、「やはり、ロレックスはモデルチェンジのときに実用性を上げてくる」と改めて感じました。

 

例えば、針の長さを伸ばし、夜光塗料の面積も増やしました。特に、秒針は文字盤外周の目盛りに届くようになり、時刻がより読みやすくなりました。

また、ケース形状も変わっています。ケース径は少し大きくなったものの、ケースの厚み自体は少し薄くなったので、装着感が悪くなることはなさそうです。また、ぶつけてしまう可能性の高い部分である、ラグやリューズガードをスリムにしたことは、良い点だと思います。このようなケース形状は、デザインのバランス面でも好ましく感じます。

このように、細部を見ると「実用性を上げている」ことがわかります。これに、私は“ロレックスらしさ”を感じました。

 

 

 

 

 

 

■最後に

今回は、私がロレックスの新作グリーンサブマリーナを見て、実際に感じたことを書かせていただきました。もちろん、この限られた文量の中では伝えきれないこともありますので、別で動画を用意させていただきます。是非、そちらもご覧ください。

↓↓↓

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