2.12.2017
ウブロ|ビッグバンより「クラシックフュージョン」を選ぶべき3つの理由 ~其の二、ビッグバンの欠点とは?~
Komehyo
ブログ担当者:中野
前回の投稿
「ウブロ|ビッグバンよりクラシックフュージョンを選ぶべき3つの理由 ~其の一、クラシックフュージョンとは?~」
の中で、私がウブロの「クラシックフュージョン」をおすすめする3つの理由を挙げました。それは、以下の3つでした。
<私がクラシックフュージョンを推す理由>
①「ビッグバンより幅広い人に似合うモデル」だから
②「ビジネスシーンでも使えるモデル」だから
③「女性目線からの評価が、おおむね好評」だから
今回は、この3つの理由を掘り下げて紹介していきます。
特に①の「ビッグバンより幅広い人に似合うモデルだから」は、私がクラシックフュージョンを推す大きな理由です。なぜならば、これはクラシックフュージョンの良さでありながら、同時に比較対象であるビッグバンの欠点でもあるからです。
要するに、
ウブロの主役であるビッグバンは魅力ある時計だが、欠点もある
⇒クラシックフュージョンも選択肢として視野にいれてはどうか
ということが、今回の私の主張です。次の文章で説明していきます。
■ビッグバンの欠点とは?
前回も紹介していますが、ビッグバンはウブロの代表作です。多くの方は、ウブロを購入するときにビッグバンを選択します。しかし、私はビッグバンに欠点があると感じます。
その欠点とは、「ビッグバンは似合う人は限定的」ということです。
↑上:クラシックフュージョン
↑下:ビッグバン
上の画像をご覧いただくと分かりやすいと思います。クラシックフュージョンはシンプルな“3針モデル”が基本で、ビッグバンはストップウォッチ機能のある“クロノグラフモデル”が基本です。もちろん、クラシックフュージョンにもクロノグラフモデルが存在し、ビッグバンにも3針モデルが存在します。しかしそれらは、“派生モデル”という扱いでベーシックではありません。
腕時計がクロノグラフになる際には、どうしてもメカニズムを組み込むために厚みのあるデザインとなります。また、文字盤内も複数の針を備えることになります。そのため、シンプルな3針モデルより、クロノグラフモデルは迫力のある見た目になります。
↑ビッグバンは迫力とインパクトがある
また、ビッグバンは素材を融合するコンセプトで作られています。そのため、「セラミック+ステンレス+ケブラー+チタン」など、基本的には複数の素材で作られるのです。そのため、時計の外観にも複数の色が配色されることになり、インパクトのある見た目になります。
つまり、ビッグバンは、どうしても“迫力”と“インパクト”が伴う時計なのです。
そして同時に、次のことも言えます。
「ビッグバンが似合う人 = ビッグバンの“迫力”と“インパクト”に負けない人」
これを理解すると、ビッグバンが芸能人やスポーツ選手に人気な理由もわかります。芸能人やスポーツ選手は、抜群のスタイルと個性をもっている人が多く、ビッグバンの個性に負けないのです。彼らがもつ個性とビッグバンの個性はバランスが良く、傍から見ても「かっこいい!!」と思うことでしょう。しかし、「多くの方に似合う時計か?」と考えると疑問を感じます。
やはり私は、「ビッグバンが似合う方は限定的」だと思います。そして、これがビッグバンの欠点だと感じます。もちろん、この投稿をご覧いただいている方の中に、ビッグバンを愛用する方がいらっしゃるかもしれません。そんな皆さんはきっと、ビッグバンの個性に負けない“特別な個性”を持つ方なのです。
■“シンプル”が故に生まれる、クラシックフュージョンのメリット
では、クラシックフュージョンはどうでしょうか?クロノグラフモデルもありますが、クラシックフュージョンの基本モデルは“シンプルな3針時計”です。クロノグラフが基本モデルのビッグバンとは異なった存在感です。
↑文字盤のシンプルさが違う
左:ビッグバン、右:クラシックフュージョン
また、本体の側面にはウブロらしく樹脂製のオレイユリング(左右の突起)がありますが、ビッグバンに比べるとオレイユリングは控えめです。クラシックフュージョンの方がシンプルなケースデザインと言えます。
↑ケースのシンプルさが違う
左:ビッグバン、右:クラシックフュージョン
いかがでしょうか?クラシックフュージョンは、ビッグバンをシンプルにしたデザインに感じませんか。しかも、ウブロならではの個性もある程度は残している点が、絶妙です。そしてクラシックフュージョンは、ビッグバンよりシンプル作られることにより、様々なメリットが生まれます。
<メリット①:幅広い人に似合うデザイン>
メリットのひとつが、先述の「幅広い人に似合うデザイン」であることです。これはシンプルデザインであるが故の、最大のメリットです。
そしてそれだけでなく、バリエーションも多く設けられています。そのため、選択肢の広さという意味でも、幅広い人に合わせやすいのではないでしょうか。
例えば機能であれば、センター3針以外に、スモールセコンド(小秒針)の3針手巻モデル、クロノグラフ、ムーンフェイズなどです。サイズ展開も、33㎜、38㎜、42㎜、45㎜と豊富で、ペアウォッチも可能です。カラーリングもブラック以外に、ホワイトやブルーなどがあり、素材も複数用意されます。
↑色や素材も様々
<メリット②:ビジネスシーンでも使えるモデル>
その他のメリットは、これも先述の「ビジネスシーンでも使えるモデル」であることです。
私がウブロの正規販売店に行ったときのことです。ウブロの正規販売スタッフの方の“クラシックフュージョン率”の高さにとても驚きました。偶然かもしれませんが、ウブロの着けこなし方のプロである正規スタッフの方がスーツに合わせる時計は、クラシックフュージョンだったのです!この時に、「ビジネスシーンでも使えるウブロはクラシックフュージョンだ」と確信しました。
ビジネスシーンに合わせやすい理由は、もちろんデザインの“シンプルさ”によるところが大きいでしょう。さらに凄いところが、クラシックフュージョンの多くは、基本的にラバーバンドを採用している点です。スポーティテイストなラバーバンドであっても、ビジネスで使えそうなデザインワークが見事です。もちろん、通常デザインのラバーバンドでもOKですが、それ以外に“グミアリゲーター”タイプが存在することも大きいです。グミアリゲーターは、基本的にはラバー素材なのですが、表面にワニ革を張り合わせています。フォーマルさが追加され、よりスーツに合わせやすくなるでしょう。
<メリット③:女性目線からの評価が、おおむね好評>
3つめのメリットは、私の主観も入ってしまいますが、「女性目線からの評価が、おおむね好評」な点です。
私は店頭で、女性(奥様・彼女様)をお連れの男性を接客する機会がしばしばあります。私の経験上での話ですが、そういったシチュエーションのお客様の殆どが、ビッグバンではなくクラシックフュージョンを選ばれたのです!その選択に至った大きな要因として、“隣の女性の口添え”がありました。女性の方々がクラシックフュージョンに対して、「これの方が格好いい」「貴方に似合う」と言うのです。もちろん、偶然私が接客した方がそのようなパターンだったということなのかもしれませんが、とても印象に残りました。
・個性を発揮する「ビッグバン」
VS.
・個性と上品さのバランスが良い「クラシックフュージョン」
私は上のような構図を想定しています。クラシックフュージョンは、ビッグバンよりシンプルにしたために、前衛過ぎず保守過ぎずバランスが良く感じます。私は「“バランス感に優れた女性の感性”がクラシックフュージョンを選んだのではないか」と、勝手に想像しました。ただしこのメリットについては、私の偏見が含まれている可能性がありますので、ご了承ください。
■最後に
今回の投稿を読んで「クラシックフュージョン良いね!」と思っていただければ幸いです。しかし、「それでもビッグバンの方が良い!でも、クラシックフュージョンもちょっと気になってきた」と思った方もいらっしゃるかもしれません。そんな方に別のおすすめです。
近年の新作や限定モデルで、クラシックフュージョンの派生モデルが続々と誕生しています。その流れの中で誕生したモデルに、「アエロフュージョン・クロノグラフ」というモデルがあります。クラシックフュージョンの派生モデルながら、ビッグバン級の個性があります。
↑アエロフュージョン・クロノグラフ
2013年に発表され、近年では日本限定のベースになることも多いモデルです。実際、当社でも売れ行きが速く、かなりの人気モデルです。是非、一度チェックしてみてください!
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