高級腕時計の時計通信

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12.5.2017

ロレックス|デイトジャストの選び方 ~デイトジャストの種類~

Komehyo

ブログ担当者:永井

 

ロレックス(ROLEX)の王道モデルである「デイトジャスト」。

 

 

前回の投稿では、「どのようなモデルなのか?」という視点で、デイトジャストを紹介しました(※1)。今回は別の視点からデイトジャストに焦点をあてます。今回のテーマは、「デイトジャストの選び方」です。

 

 

 

 

 

 

■2つのデイトジャスト

 

“デイトジャスト選び”の出発点として、「デイトジャストは大きく分けると、2つのデザインがある」点を紹介いたします。以下の画像をご参照ください。

 

↑“エレガントな”デイトジャスト

※型式116233G 

 

↑“プレーンな”デイトジャスト

※型式116200

 

この画像を見ると、上と下で大きくデザインが異なります。

 

上のデイトジャストは、金素材を採用した場合に多くみられるデザインで、高級感溢れる“エレガントなデイトジャスト”です。下のデイトジャストは、オールステンレス素材に多くみられるデザインで、より汎用性の高い“プレーンなデイトジャスト”です。両者を比べた際の大きな違いは、ベゼルブレスレットにあります。下の画像で比較していただくと、違いが分かりやすいと思います。

 

 

<エレガントなデイトジャスト>

フルーテッドベゼル(ギザギザなデザインのベゼル)

 

ジュビリーブレス(5列構成のブレスレット)

 

 

<プレーンなデイトジャスト>

スムースベゼル(装飾性のないタイプ)

 

オイスターブレス(3列構成のブレスレット)

 

 

ベゼルとブレスレットの違いで、大きく雰囲気が変わります。この2つの要素を組み替えることによって、デイトジャストは大きくデザインを分けているのです。ただし、「デザインが2つに分かれる」と表現したのは、あくまで“大枠として”というニュアンスで述べています。その中間の組み合わせも存在しますし、さらに上で紹介をしていないパターンのベゼルなどもあります(※2)。好例がデイトジャストⅡです。このモデルのコンビネーション仕様は、フルーテッドベゼルとオイスターブレスの組み合わせです。

 

↑デイトジャストⅡ/116333

 

 

 

 

 

 

■デイトジャストの選び方

 

では、ここからが今回のメインとなる「デイトジャストの選び方」です。

 

1.サイズを選ぶ

まずはサイズ、つまり本体(フェイス、ケース)の大きさの選択です。41mmのサイズは登場が2009年ですので、比較的新しいサイズです。

 

女性用(26~28mm)

男女兼用(ボーイズ、31mm)

男性用(36mm)

大ぶり男性用(41mm)

 

 

 

2.デザインの方向性を選ぶ

次は、デザインの方向性です。先に述べた“2つのデザイン”の選択です。この選択で大きく見た目が変わりますので、重要なポイントです。

 

①“プレーンなデイトジャスト”=ステンレス

②“エレガントなデイトジャスト”=コンビ、ゴールド、プラチナ

③その他の組み合わせ

 

 

 

3.ディテールを選ぶ

最後はディテールの選択です。つまり、より細かな組み合わせを選びます。デイトジャストは「バリエーションが豊富」という特徴をもっていますので、最も楽しい選択かもしれません。特に“素材”、“宝飾の有無”の選択は、価格の面で大きな選択となります。また、“文字盤”の選択は、「王道 or 珍しさ」という選択でもあります。

 

<素材>

ステンレス

コンビ(ネーション)

・イエローゴールド×ステンレス

・ホワイトゴールド×ステンレス

・ピンクゴールド×ステンレス

ゴールド

・イエローゴールド

・ホワイトゴールド

・ピンクゴールド

プラチナ

 

 

<文字盤>

スタンダードカラー各色

ブラック、シルバー、ピンク、ホワイト、グレーetc.

彫り込み有り(各色)

コンピューター彫り、サンビーム彫り、コンセントリック彫り、ピラミッド彫りetc.

複合カラー

ツートンカラー、ブルーグラデーション、チェリーグラデーションetc.

宝飾あり

ダイヤモンド、ルビー、サファイア、エメラルドなど

その他

シェル(貝殻)文字盤、天然石文字盤、メテオライト(隕石)文字盤など

 

 

 

<インデックス(アワーマーカー)>

バーインデックス

アラビアインデックス

ローマンインデックス

宝飾インデックス(ダイヤモンドなど)

 

 

<宝飾セッティング>

※ダイヤモンド、ルビー、サファイヤ、エメラルドなどが外装にセットされることがある

・ベゼル部

・ラグ部

・ブレスレット部

 

 

 

 

ちなみに、私の個人的な好みは、デイトジャスト36mmのステンレスタイプです。つまり、“プレーンなデイトジャスト”です。個人的な意見ですが、まず36mmのケース径は日本人の腕周りには最適です。また、コンビタイプと比べると全体的なディテールが落ち着いています。一見、面白さがないように感じますが、汎用性の高いデザインは長く愛用できるのではないかと思います。

 

私の好みはさておき、是非、皆さんのセンスでバリエーション豊富なデイトジャストの世界を楽しんでみて下さい!

 

 

 

 

 

 

※1・・・デイトジャストについては、前回の投稿をご参照ください。

↓↓↓

ロレックス|デイトジャストとはどのような時計か? ~“最もロレックスらしい時計”デイトジャストの2つの魅力~

拡大画像 20170505 134156

 

※2・・・ベゼルの種類として、その他に「バーク仕上げベゼル」「ダイヤモンドベゼル」「回転ベゼル」などがあります。過去の投稿「ベゼルの種類を押さえる!」や「ロレックスの不思議なモデル“サンダーバード”とは?」もご参照ください。

 

 

 

※おすすめ記事

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