高級腕時計の時計通信

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10.8.2018

“細身な人”に似合う高級時計 ~オメガ「アクアテラ36mm」と「スピードマスターリデュースド」~

Komehyo

ブログ担当者:栗田

 

私は、男性としては細身な体型です。そして同時に、手首も細いです。

 

そのため、以前から私は、似合う腕時計を見つけることに苦労してきました。もしかしたら、この投稿をご覧の皆さんの中にも、同じ悩みを持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今週は、“細身な人”に似合う高級時計を紹介します。

↑細身な人に似合う時計とは?

 

私は時計業界で働くようになり、数多くの腕時計を見てきました。その私の経験において、“細身な人”に似合う鉄板モデルが存在します。

 

それは、以下のオメガ(OMEGA)の2つのモデルです。

 

 

 

・「シーマスターアクアテラ36mm」

・「スピードマスターリデュースド」

 

 

今回は、この2モデルを紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

■“細身な人”に似合う、腕時計のサイズ感

 

今回は“細身の人”に似合う高級時計を紹介しますが、まずは前提として、“細身の人に似合う腕時計”の必要条件を明らかにするところから始めます。個人的には、細身で手首が細い人に似合う腕時計は、下の3つの条件を満たしていると思います。

 

 

 

<“細身の人に似合う腕時計”の必要条件>

 

・ケース幅が39mm以下

 

・ケースの厚みが抑え目

 

・ラグ幅・ブレス幅が21mm以下

 

 

つまり、細身な人に似合う時計の条件としては「大き過ぎないサイズ感」が大事なのです。

 

手首が細い方にとって、ケース幅が40mm以上になってしまうと時計に着けられてしまっている印象が強くなると思います。そのため、例えば細身である私が時計購入を検討する際は、基本的にケース幅39mm以下の時計を意識するようにしています。因みに、ロレックスのサブマリーナなどのスポーツモデルは基本的に40mmサイズですので、少し私には大きく感じます。

↑サブマリーナはケース径40mm

 

ケースの厚みも抑え目なサイズの方がベターです。例えば同じケース幅の時計でも、付加機能のあるモデルはケースが厚くなります。厚みのあるモデルになると、細身の人は着用しづらいと感じるかもしれません。

 

また、ラグ幅が大きいと、ブレスレットやベルトの横幅が大きくなります。もし、ブレスレットやベルトが幅広だと、ケース径が小さいモデルでもやや大きく感じられることがあると思います。

↑幅広なベルトは大きく見える

※画像はヨルグイゼック「キラダ」

 

やはり、細身の人はサイズ感を考えた時計選びが重要になります。

 

 

 

 

 

 

■細身の人におすすめの鉄板モデル

 

上で紹介したようなサイズ感を踏まえながら、“細身の人へおすすめの鉄板モデル”を紹介しましょう。もちろん細身の人に似合うモデルはたくさん存在しますが、私はその中でも、多くの方が反応できる“メジャーなモデル”という点を大事にしました。今回はオメガから2つのモデルを選びましたので、順に紹介します。

 

 

 

①オメガ「シーマスターアクアテラ36mm」

※型式2504~(自動巻)、2518~(クォーツ)

「シーマスターアクアテラ」(以下、アクアテラ)は、オメガのダイバーズシリーズのひとつです。特徴は、「150m防水」というスペックを持ちながら、「ダイバーズらしからぬスタンダードテイストなデザイン」をもっていることです。実はこのモデルは、サイズバリエーションを持つことでも知られており、小ぶりなサイズから大きめなサイズまで種類があります。私は、紳士用としては最も小ぶりな「ケース幅36mmサイズ」をおすすめします。

 

このモデルを“細身の人に似合う必要条件”に当てはめて考えてみましょう。このモデルはケース幅が36mmと細身の方には理想的なサイズで、ケースの厚みも約11mmと比較的薄型です。さらに、ラグ幅が19mmサイズであることなど、全ての条件をクリアしています。

 

実は、この36mmのアクアテラは既に生産終了のため、中古市場でしか入手できないモデルです。現行モデルのアクアテラの最小サイズは38mmとなっており、それよりも小ぶりなサイズです。“旧型ならではのサイズ感”という特別感も、おすすめの理由です。ただし、「さすがに36mmでは小さすぎる」という方には、このモデルのワンサイズ上の39mmモデル(型式2503~/2517~)という選択肢もあります。後継モデルのアクアテラのケース厚は約13mmになりますので、ここで紹介する旧型アクアテラの方がより薄い仕上がりです。その理由もあり、私は旧型アクアテラをおすすめするのです。

 

 

 

 

 

 

②オメガ「スピードマスターリデュースド」

※型式3510.50、3539.50(自動巻クロノ)

 

ここまではシーマスターアクアテラを紹介しましたが、きっと、「せっかくオメガを購入するなら、スピードマスターシリーズにしたい」という方もいらっしゃると思います。そこで、スピードマスターシリーズからも選びました。

 

前提として、一番の王道モデルであるスピードマスタープロフェッショナル(ムーンウォッチ)は、ケース幅42mmと大きさがあります。別の定番モデルのスピードマスターデイト(デイデイト)はケース幅こそ約40mmですが、ケースの厚みが随分とあります。これらの2つの定番モデルは、細身の方にベストマッチするとは言い難いです。

 

そこで私は、王道のスピードマスタープロフェッショナルのサイズダウンモデル「スピードマスターリデュースド(スピードマスターオートマチック)」をおすすめします。型式で言うと、3510.50(プラスチック風防)または3539.50(サファイアガラス)です。クロノグラフ機能がありながらも、ケース幅が39mmとスピードマスターシリーズの中では小ぶりです。さらに、ケースの厚みは12.5mm程と、自動巻クロノグラフモデルの中では薄型です。

 

また、現在では様々なデザインのスピードマスターが登場していますが、スピードマスターリデュースドのデザインは、花形モデルのスピードマスタープロフェッショナルと同じテイストです。“ケースが小ぶりでありながら、王道デザインのスピードマスターを楽しめる”唯一無二のモデルが、この3510.50と3539.50なのです。

 

 

 

以上の2つのモデルが、私が細身の人におすすめしたいモデルです。

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は細身の方に似合う高級時計として、オメガの2つのモデルを紹介しました。最後に少し補足をしておきます。それは、「なぜオメガだったのか?」という点です。それは、「細身の人が多そうな年齢層」を考慮したからです。つまり、私の勝手なイメージですが、20代・30代という若い年齢層の方に“細身の人”が多いのではないかと想像したのです。そのため、20代~30代の方に魅力を感じてもらえるモデルをイメージしました。

 

きっと、“タイトなシルエットのプライベートファッション”や“細身のスーツ”にも、ピッタリと似合うはずです!

 

 

 

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