21.10.2017
【番外編】使えるネクタイが欲しい!~王道、トレンド、おすすめブランドまで~
Komehyo
毎週腕時計に関する記事を更新している本ブログですが、投稿の合間に「番外編」として、万年筆などの筆記具や革靴・メンズファッションなど、こだわり派の男性に楽しく読んでいただける内容についても投稿しています。ぜひ、こちらもお付き合いください!
ブログ担当:川上
10月に入ってクールビズも終わり、ネクタイがふたたび活躍する季節がやってきました。
男性のビジネススタイルにおいて個性を取り入れやすいもの、それはなんといってもネクタイではないでしょうか!
ただ、ネクタイの選び方に関しては、どう選んだらいいかわからないといった声がよく当社のお客様からも寄せられます。
そこで今回はビジネスファッションに関する番外編として、ビジネスシーンに必須の「ネクタイ」について取り上げてみたいと思います!
王道からトレンド、メーカーまでをこの記事で網羅できるように、
・持っていれば間違いのないネクタイ
・今年のトレンドネクタイ
・私がおすすめするネクタイブランド
の3本立てで書いてみました。さっそく一つ目から紹介していきます。
■迷ったらこれを買うべし!ビジネススタイルの万能選手「ソリッドのネイビータイ」
私が普段店頭に立っている中でネクタイについてお客様から最もよくいただく質問が、
「合わせ易く、使い回しのきくものは何か?」ということです。
私はその質問に対していつも、「ソリッドのネイビータイがお勧めです」とお答えしています。
「ソリッド=無地」を指し、平たく言えば紺無地のネクタイの事ですが、私自身の中でもダントツで登板回数の多い魔法のネクタイです。
↑ ソリッドのネイビータイが万能選手!
まず色合わせの面から言っても、ネイビーは非常に相性の良い色が多いため迷うことがありません。
白、黒、紺、茶、ベージュ‥等、どんな色と合わせてもおさまりが良く、色の組合せで失敗する事は極めて少ないでしょう。
そして柄合わせの面から言っても、ソリッド(無地)なら大柄、小柄関係なく合わせることができます。
無地×無地の組合せも、またストイックな雰囲気を演出する事ができます。
ジャケットとシャツの色や柄を極端に誤らなければ、ソリッドのネイビータイの魔法があなたのスタイリングを整えてくれることでしょう!
■2017年秋冬のトレンドは「クラシック回帰」
昨今、ファッション誌やファッション関連ブログで「クラシック回帰」と言うワードを良く目にします。
ビジネスファッションアイテムであるコート、スーツ、パンツ等に加え、「クラシック回帰」の流れはネクタイにも影響を及ぼしています。
「クラシック回帰」をネクタイに取り入れるなら、おすすめはヴィンテージ調のネクタイです。
ヴィンテージ調のネクタイとは、名前の通り80年代~90年代に流行した色柄のネクタイの復刻を指しますが、コーディネートに取り入れるのであれば現代的なアレンジが施されたヴィンテージ調のネクタイが良いでしょう。
リアルなヴィンテージ柄は難易度が高く、一歩間違えると古臭い印象になってしまいます。
ヴィンテージ調ネクタイの中でもお勧めは、下の写真のような大柄のペイズリー、幾何学模様のネクタイです。
このようなネクタイは一見コーディネートが難しそうに思われがちですが、スーツ(ジャケット)、シャツの柄のバランスさえ押さえておけば、誰でも簡単に洒落たVゾーンを演出する事ができます。
写真のように柄のピッチ幅(間隔)をずらす事で、柄と柄を合わせる『パターン・オン・パターン』のコーディネートも煩雑な印象にならずきれいにまとまります。
写真のような大きな柄はビジネスシーンでは派手すぎる‥と感じる方は、単色や2色使いの落ち着いた色味のヴィンテージ調ネクタイにすることで問題なく取り入れることができます。
難易度の高い柄だからこそ、上手にコーディネートしてバシッと決めている男性は物凄くカッコ良く見えるに違いありません。
この秋冬のビジネススタイルにヴィンテージ調のネクタイを取り入れて、周りに差をつけてみてはいかがでしょうか?
■上質なものを選びたい!おすすめネクタイブランド
外からは分からないと思って、適当なお店でネクタイを選んでいませんか?
時計と同様に、ネクタイは男性の品格を上げる重要なアイテムです。上質なものを身に着けるだけで、全体のコーディネートに高級感が生まれ、また気分もシャキッと引き締まること間違いありません。
毎日とまでは言いませんが、数本は上質なネクタイを用意しておくことをおすすめします。
ここからは、私がおすすめするネクタイのブランドをご紹介します。予算に合わせて選びやすいように、価格帯別に挙げてみました。
9,000円~12,000円
・FAIR FAX(フェア・ファックス)
日本国内で職人によるハンドメイドでネクタイを生産するブランド。コストパフォーマンスに定評があります。
・CRICKET(クリケット)
1960年創業の日本の国内ブランド。フェアファックスと並び、高品質なものを良心的な価格で販売しているコストパフォーマンスに優れたブランドです。
13,000円~18,000円
・FRANCO BASSI(フランコ・バッシ)
イタリアのシルク生産で有名な「コモ」で創業したネクタイブランド。丁寧な作りで、世界中にファンを持つブランドです。
・NICKY(ニッキー)
1920年から続く、ミラノきってのイタリアメーカー。有名ブランドのスカーフも請け負うほどの技術力が自慢のブランドです。
25,000円~
・TIE YOUR TIE(タイ・ユア・タイ)
1984年にフランコ ミヌッチのセレクトショップとして創業。セレクトだけではなく、オリジナルのアイテムも製作しています。その中でも最も人気なのが「セッテピエゲ」のネクタイ。イタリアだけに留まらず世界中の洒落者たちの憧れの的です。
・BRIONI(ブリオー二)
1945年イタリアのローマで創業した紳士服ブランド。高品質な素材と、随所に光る職人技が魅力の最高級ブランドです。
いかがでしたか?「王道」「トレンド」「ブランド」の3本立てでおすすめネクタイの選び方を紹介しました。
ネクタイを使いこなして、周りと差のつくビジネススタイルを目指してください!
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