6.3.2020
【実データから分析】腕時計の人気ランキング 2020年 ~TOP20ランキングでわかるロレックス人気の凄さ~
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ブログ担当者:須川
■【実データから分析】腕時計の人気ランキング 2020年 ~TOP20ランキングでわかるロレックス人気の凄さ~
「どの腕時計ブランドが人気ですか?」
これは、時計売り場でよく耳にする質問です。
やはり、多くの方が気にしている要素は「人気」、つまり、「多くの人はどれに関心があるのか」という点でしょう。
そこで今回は、実データを元に、“腕時計の人気ランキングTOP20”を作ろうと企画しました。
しかし、難しい点があります。それは、「どうやって人気を測るか」です。例えば、“売れ筋”を分析すると、「生産数の多いブランド」が有利になります。また、“売上金額”を分析すると、「単価が高いブランド」が有利になるでしょう。そして、そもそもですが、「売れたもの」ベースで分析すると、どうしても「お店に在庫があるもの」が有利になります。「品薄のもの」がノーカウントになる人気ランキングは、不完全でしょう。
そこで今回は、「多くの人の関心を測る」という指標として、店舗への「問い合わせ件数」を使います。多くの方は、関心があるから問い合わせをしてくるので、人気を測るにはうってつけな指標です。また、瞬間数値ではなく“傾向”が掴みたいので、「直近1年間」というある程度長いスパンの集計をしました。それを、今回、2020年の「腕時計の人気ランキングTOP20」として紹介します。
■腕時計の人気ランキングTOP20
では、人気ランキングを発表します。前述しましたが、ランキングは、店舗への「問い合わせ件数」の集計から作っています。つまり、「問い合わせ件数」が多いほど順位が高いランキングになっています。
また、「問い合わせ件数」の集計は、電話とメールでの問い合わせをブランド毎に手集計したものです。集計の期間は、2019年3月から2020年2月末までです。
1位:ロレックス(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:49.1%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑デイトナ
2位:パテックフィリップ(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:7.9%
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↑カラトラバ
3位:オメガ(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:5.4%
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↑スピードマスター
4位:セイコー(日本)
→全問い合わせ件数に占める割合:4.8%
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↑グランドセイコー
5位:オーデマピゲ(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:4.6%
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↑ロイヤルオーク
6位:カルティエ(フランス※)
→全問い合わせ件数に占める割合:3.7%
※時計はスイスで製造
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↑バロンブルー
7位:ウブロ(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:2.4%
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↑ビッグバン
8位:パネライ(イタリア※)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.5%
※時計はスイスで製造
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↑ルミノール
8位:カシオ(日本)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.5%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑G-SHOCK
10位:IWC(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.3%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑ポルトギーゼ
10位:タグホイヤー(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.3%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑カレラ
12位:シャネル(フランス※)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.1%
※時計はスイスで製造
※モデルと価格をチェック→こちら
↑J12
12位:チューダー(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.1%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑ヘリテージブラックベイ
14位:ブライトリング(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:1.0%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑クロノマット
15位:シチズン(日本)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.9%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑カンパノラ
15位:フランクミュラー(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.9%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑カサブランカ
15位:ブルガリ(イタリア※)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.9%
※時計はスイスで製造
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↑ブルガリブルガリ
18位:ヴァシュロンコンスタンタン(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.7%
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↑オーヴァーシーズ
18位:ジャガールクルト(スイス)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.7%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑レベルソ
20位:ランゲ&ゾーネ(ドイツ)
→全問い合わせ件数に占める割合:0.6%
※モデルと価格をチェック→こちら
↑ランゲ1
■TOP20ランキングを見てわかるロレックスの人気の凄さ
ここまでで、腕時計の人気ランキングTOP20を紹介しました。これが、問い合わせ件数という“世間の声”を元に出した、リアルな順位です。数多く存在する世界の時計ブランドの中から、「上位20位」に入るこれらのブランドは、まさに時計業界のトップブランドと言えるでしょう。
ただし、今回は「順位」以外に、「全問い合わせ件数に占める割合」という数値を入れておきました。これは、問い合わせのあった全数のうち、「何%がそのブランドについての問い合わせだったか」という数値です。この数値を見ると、凄いことがわかります。
なんと、約半数がロレックスについての問い合わせなのです!
具体的な数値にすると、ロレックスについての問い合わせは「49.1%」です。2位のパテックフィリップが「7.9%」ですので、圧倒的な差があります。むしろ、2位から20位の数値を全部足しても「42.3%」ですので、他が束になってかかってもロレックスの人気に敵いません。
この「ロレックスの一人勝ち」という状態が、現在の時計業界の現実なのです。
↑ロレックスの一人勝ち状態
ロレックスは、一般の方からの“使う高級時計”としての需要だけでなく、コレクターからの“コレクションアイテム”としての需要もあります。さらに最近、ロレックスは、絵・ワイン・ウィスキーなどと同じような存在になっており、“投資資産”としての需要もあります。
ロレックスの人気は、さまざまな層から来るものですので、簡単には大崩れしないでしょう。おそらく今後も、まだまだロレックスの人気は続きそうです!
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