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8.11.2019

知っていると時計通!? ロレックスに登場する「赤」「青」「緑」 ~赤サブ、青サブ、ペプシなどのロレックス用語~

Komehyo

ブログ担当者:須川

 

■知っていると時計通!? ロレックスに登場する「赤」「青」「緑」 ~赤サブ、青サブ、ペプシなどのロレックス用語~

 

今回は、ロレックス(ROLEX)の専門用語をいくつか紹介します。例えば、以下のようなものです。

 

「赤サブ」

「赤シード」

「青サブ」

「グリーンガラス」

「ペプシ」

ロレックスの専門用語はたくさんありますが、上では、「赤」「青」「緑」という“色”に関係するロレックス用語をピックアップしました。補足をすると、“ペプシ”は「ペプシコーラ」から来た用語ですので、この飲料のイメージカラーである赤と青の組み合わせを指しています。

 

きっとこれらの用語は、有名な用語ですので、ロレックスに興味のある方ならまず知っているものでしょう。しかし、一般の方にとっては、馴染みのない用語であるはずです。

 

そこで、“時計通”になる第一歩としての知識として、今回は、ロレックスの「赤」「青」「緑」に関する用語を紹介します。

 

 

 

 

 

 

■「赤」「青」「緑」という“色”に関係するロレックス用語

 

では、冒頭で例に挙げた用語を中心に、「赤」「青」「緑」という“色”に関係するロレックス用語を紹介していきます。

 

 

 

①赤サブ(赤サブマリーナ)

↑型式1680赤サブ

 

ロレックスのダイバーズウォッチ「サブマリーナ」は“日付なし”モデルから始まりますが、1965年に“日付あり”モデルが登場します。その初作が、型式1680です。その型式1680の“初期の仕様”として存在するのが、「赤サブ」です。文字盤の「SUBMARINER」の文字が赤い点が特徴です。いわゆる“レアモデル”として扱われています。

↑通常の型式1680

 

因みに、上の画像が通常の型式1680です。こちらは、「SUBMARINER」が白い文字になっています。

 

 

 

②赤シード(赤シードゥエラー)

↑型式1665赤シード

 

サブマリーナより高いスペックを誇る、1967年に誕生したハイエンドダイバーズウォッチ「シードゥエラー」。その初代モデルが型式1665です。その型式1665の“初期の仕様”として存在するのが「赤シード」です。「赤サブ」と同じように、文字盤の「SEA-DWELLER」の文字が赤い点が特徴です。こちらも、いわゆる“レアモデル”として扱われています。

↑型式126600

 

その後「SEA-DWELLER」の文字は白になりますが、2017年に登場した現行シードゥエラー型式126600で、再び赤文字が復活します。そのため、“型式1665の赤シード”はレアモデルで、“型式126600の赤シード”は通常仕様という扱いになっています。

 

 

 

③青サブ(青サブマリーナ)

↑型式116613LB青サブ

 

サブマリーナの基本カラーは黒ですが、青を基調としたサブマリーナが存在します。それを「青サブ」と呼んでいます。ステンレスモデルには存在せず、ゴールドとのコンビネーション、またはオールゴールドモデルに存在します。そのため、「ステンレスモデルでは手に入らないカラーリング」という存在になっています。

↑型式116618LB青サブ

 

 

④グリーンガラス

↑ミルガウス116400GV

 

耐磁時計として有名な「ミルガウス」は、個性的なデザインが特徴です。そして、その個性を牽引する要素が、現行ミルガウス型式116400GVがもつ、“緑色の着色がされたサファイアガラス”でしょう。このガラスが、「グリーンガラス」と言われています。通常のサファイアガラスは無色透明ですので、かなり特異な存在です。

 

因みに、すでに生産終了となっていますが、“グリーンガラスではないミルガウス”も存在します。そのため、「グリーンガラス」という用語を使う場面には、「グリーンガラス採用の方のタイプ」という意味で使う場合もあります。

↑グリーンガラスではないミルガウス

 

 

 

⑤ペプシ

↑ペプシ(型式16710)

 

2つの都市(国)の時刻を同時に把握できるGMT機能がついたモデルが、「GMTマスター」と「GMTマスターⅡ」です。このモデルはベゼルに24時間目盛りがついていますが、“12時間区切りで色を変えるデザイン”が伝統デザインです。その代表的なカラーリングが、青と赤の組み合わせです。このカラーリングのタイプは、通称で「ペプシ」と呼ばれています。前述しましたが、語源は「ペプシコーラ」です。

 

なぜ青と赤の組み合わせに注目するのかというと、それは、「他のカラーリングがあるから」です。例えば、黒と赤の組み合わせがあります。こちらのカラーリングは「コーク」と呼ばれていています。これはもちろん、「コカコーラ」から来ています。

↑コーク(型式16710)

 

「ペプシ」「コーク」というライバル関係にある炭酸飲料の組み合わせなので覚えやすく、“GMTマスターの種類”を言う際の便利な用語として使われています。また、黒と青の組み合わせは「バットマン」と言われています。

 

 

 

 

 

 

■最後に

 

今回は、「赤」「青」「緑」という“色”に関係するロレックス用語から、5つの用語を紹介しました。

 

ロレックスは愛好家が多く、独特の用語で会話が行われています。もし、彼らの会話に参加したいなら、やはり、専門用語を知っておく必要があります。

 

今回の投稿が、皆さんが“時計通”に近づく一歩への役立ちになれば、嬉しいです!

 

 

 

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