KOMEHYOのロレックス ミルガウス買取

ミルガウスの特徴、歴史

ミルガウスは、ロレックスから発売された、革命的モデルです。モデルのベースとなっているのは、同じくロレックスのエクスプローラーです。耐磁機能を搭載しており、1000ガウスの防磁が可能となっています。

ミルガウスが発売されたのは1950年代の始めで、耐磁性を重視して、医師・科学者など特定の職業の人へ向けて開発されたモデルでした。名前の由来は、フランス語で1000をミルといい、その言葉に磁束密度の単位であるガウスを組み合わせた造語です。

ミルガウスはRef.6541とRef.1019が発売されましたが、X線を使用することが多い医師や、発電所の技師など、日常生活では感じることのない磁場がある場所で勤務する、特定の職業人向けのモデルでした。そのため、あまり一般の人に受け入れられず、1988年から1989年の間には生産終了となってしまいます。しかし、それから20年近くたった2007年には、最新技術と当時のデザインを再現させ、さらに耐磁性能も備えた状態で、Ref.116400とRef.116400GVが復活しました。

ファーストモデルとなったRef.6541は現在アンティークロレックスとなっており、希少性が高いためプレミア価格となっているモデルです。

ファーストモデルから変わらず、今でも特徴的なオレンジ色のイナズマ針が使われており、ミルガウスらしさが強調されています。

ミルガウスの魅力

ミルガウスは耐磁性能が優れているモデルとして、部品も特別に製造された専用のものを使用しています。外装は耐磁性が高くなるよう、ケースは2重の厚みがあります。さらにムーブメントもCal.3135をベースとし、耐磁性のある専用パーツであるCal.3131が搭載されています。

これらの専用パーツや機能により、ロレックスの中でもミルガウスだけの特別感を味わえます。