5月22日(月) 連載コラム " Enjoy Recording ! " 第一回 『モニタリング環境』
大須本館スタッフ永井のレコーディング術!
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連載コラム " Enjoy Recording ! "
第一回 『モニタリング環境』
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今回からコラムを書かせていただくことになりました。
大須本館楽器売場の永井です。コラムの内容は自分の得意分野である録音関係に
ついてです。
タイトルはズバリ『 Enjoy Recording ! 』
我ながらダサいタイトルだとは思います。
でも、わかりやすくていいかと・・・。
内容もわかりやすく、かつ皆さんの役に立つようなものにしたいと考えています。
一回目のお話をさせていただく前に、簡単な自己紹介をします。
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■名前 : 永井
■性別 : 男 (男性の皆さん、すいません)
■年齢 : 27才
■メインで演奏している楽器 : エレキギター(15年くらい弾いてます)
■趣味 : 酒を飲みながらのギター演奏
■自身のバンド : ユーロビート系ロック
■自宅の録音システム :CubaseをメインにProtools LE、Acid、などを使っています。
他の使用機材はまた次の機会に紹介します。
■録音時に気をつけていること : イライラしないこと
こんな人間です。特に期日が迫っているときに録音が上手くいかないとイライラして
しまうのが欠点です。
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---☆録音を始めるきっかけ☆---
僕が録音を自分でしてみたいと思ったのは中学校2年生の時です。
某雑誌に「MTRを使えばプロと同じ音で取れる」というのを見て自分もプロみたいに
かっこよくギターや歌を録りたいと思ったからです。その2ヵ月後にお年玉を握り締めて
カセットの4トラックMTRを買いました。その時は本気で、
コレでプロと同じ音で曲ができるぞ!・・・と思っていました。
が、もちろんそんなに甘くはなく・・。
家にあったカラオケのマイク一本で録ったドラム。
ライン録りされたペラペラのベース。
そしてシャリシャリのギター。
仲良く一本のマイクで録ったボーカルとコーラス。
最悪の結果でした。
が、せっかく大金をかけてかったMTRを無駄にすることもできず、十年以上経った
今でもその時の悔しさを胸に秘め今に至ります。
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前置きが長くなりすいません。
今回のコラムはアマチュアのレコーディングでは軽視されやすい”モニタリング環境”に
ついてです。
知り合いの人の録音を手伝う時にいつも思うのは、ヘッドホンにしてもスピーカーにし
てもあまり気にしていないんだなぁという事です。
良い楽器を良いマイクで拾って良いレコーダーで録っても、良いヘッドフォンが無ければ、
良い音で取れているかどうかがわかりません。
ということで、今回はコメ兵楽器売場でも扱っているプロの使用も多いヘッドフォンを
紹介します。
☆SONY MDR-CD900ST \16,800(新品販売価格)です。自分が使用しているからという
理由もありますが、一度使うと手放せなくなります。ちゃんと音が分離して聞こえるの
で録音にも確認にも使えます。ハイからローまでちゃんと出ますが、個人的にはハイに
少し癖があるような気がします。数年前はいろいろな事情で入手のしづらい時期があった
のですが、最近はこの売り場でも定期的に入荷しています。通常ヘッドフォンには保証
期間があるのですが、このヘッドフォンには保証がつきません。修理の受付はしてくれ
るようです。
■仕様■
◎インピーダンス 63Ω
◎最大入力 1,000mW
◎再生周波数帯域 5~30,000Hz
◎プラグ形状 ステレオ標準プラグ
◎コード長 2.5m
◎質量 約200g(コード含まず)
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モニタリングと言えばスピーカーが良く使われますが、中古品を扱っているコメ兵なら
ではのスピーカーがたまに入荷します。たとえば、今は生産中止になってしまったモニ
タースピーカーの名機 YAMAHA NS-10M studio です。フラットな特性を持ち、多くの
スタジオで使われているようです。組み合わせるアンプによって音が大きく変わってし
まうのが欠点です。小さい音では低音はあまり聞こえません。もちろん愛用しています。
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---☆最後に☆---
今回のコラムはここで終わりです。まだまだ書きたいのですが、時間とスペースが
足りないので数回に分けてご紹介します。長々と乱文を読んでいただきありがとうござ
いました。次回はもう少し内容をまとめてから書きますので是非次回も見てください
m(_ _)m